第18期のテーマは「別の名前」。直木賞にかかわる作家たちが、別の名義でどんな活動をしていたのかを見てみます。
月日が経つのは早いものです。いや。全然早くなんかない気もします。
それはどっちでもいいんですが、うちのブログを始めて今年で18年目。直木賞につながっているようで、まったく関係ないエントリーを差し挟みながら、1年に1つずつテーマを決めて書いてきました。
2024年~2025年、今年はどんなことを調べていこうか。と考えてみたんですけど、何をテーマにしたところで、けっきょくスゴい結論が出るわけでもなく、いっつも同じようなことばかり言っていて堂々めぐりです。別にテーマなんか何でもいいですね。要は毎週、直木賞(とそれに関わってきた人たち)のことを継続的に頭に置いていたい、というだけのことです。
なので今年もまた、テキトーに思いついた深みのないテーマで行ってみようと思います。
直木賞の受賞者、候補者、選考委員たちはたくさんいます。彼ら彼女らが、一般的によく知られている名前とはまた違う、別の名前を使うこともよくあります。そんなハナシを1週に1回ずつ取り上げていくことにしました。
そもそも直木賞と芥川賞の、最大の違いとは何でしょうか。それは、名前を冠された人物が、本名なのか、それとも別につけた名前(いわゆる筆名、ペンネーム)なのか、ということです。
……いやまあ、それが最大の違いかどうかは措いておきましょう。本名で書いていた人が何かのきっかけに筆名を名乗り出す。いくつもの別名を使い分ける。活動ジャンルによって変えてみる。「作家の名前」というのは、それだけでもうさまざまな要素を含む面白いコンテンツです。
それと直木賞とに何の関係があるんでしょうか。ワタクシもよくわかりません。ただ、直木賞のことを調べていると、いろんな候補者が別の名で活動しているケースにぶつかります。今年は、それらの事例を取り上げながら、相も変わらず強引に直木賞と結びつけて書いていけたらいいなと思います。
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