ちょっとまった!青島だァ
夜遅くまで働くことになる選挙管理委員会のスタッフの方々に、ワタクシなりに感謝の気持ちをあらわすためにも、今日はひとつ、参議院ネタで行ってみます。
『ちょっとまった!青島だァ』青島幸男(平成18年/2006年12月・岩波書店/双書 時代のカルテ)
参議院選挙の日にどうしても取り上げなければ収まりがつかない直木賞関連の人といえば、第85回(昭和56年/1981年・上半期)受賞の青島幸男、これ王道です。
作家であり政治家でもある、とまとめれば、石原シンさんとか田中ヤスさんとかが現在ご活躍中ですけど、彼らと青島さんの歴然たる違いは、彼らは芥川賞の受賞者または候補者、いっぽう青島さんは直木賞の受賞者であること、まあそれもあります。でも、それをいえば、かつて直木賞作家の今東光や野坂昭如だって議員やってたじゃないか、はい、そうなんです。
いやいや、やっぱりいちばんの違いは、青島さん以外は、みな作家として名が売れ顔が売れ、その後に立候補して票を集めたのに対して、青島さんただひとり、議員をやっていたときに小説を書いて、それが直木賞をとっちゃった点でしょう。芥川賞は突き詰めて調査していないので知りませんが、直木賞作家161人のうち、受賞時に国会議員だったのは、青島幸男さん、あなただけです。
テレビの放送作家(兼タレント)→参議院議員→直木賞作家→東京都知事→ハテナ、という遍歴は、もう華々しいと言おうか激動と言おうか、投げかける言葉が見つかりません。没後半年以上もたって、ナンですけど、追悼の意も込めまして、本書を読んでみます。
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