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2016年6月 5日 (日)

第10期のテーマは「発行・売上部数」。直木賞って、とるとどのくらい売れるのか、または売れてきたんでしょうか。

 このブログは、データベースサイト「直木賞のすべて」の補助的なものです。運営しているワタクシ自身が、直木賞ってどんな行事・事業なのか、データベースづくりだけだとよくわからないことについても調べていきたいな、と思って、やっています。

 だいたいがワタクシは無知ですから、「すでに知っていることを書く」というより、毎週毎週、知りたいことを調べて、忘れないうちに書いておく、といった程度の、はっきり言って誰の得にもならず、ためにもならない営みです。Amazonのレビューで誰かが書いてくださっていましたが、超ド素人が、垂れ流しのように下手っぴな文章で書いているだけのものです。直木賞のことをもっといろいろと知りたい! 楽しみたい! という向きは、おのおのがご自身の興味に添って、調べたりして、書き残していけばいいと思います。というか、ぜひ、そういうのがどんどん増えていってほしいです。「直木賞のことが書かれた文章」を読むのが、ワタクシは無上の幸せなもんですから。

 で、うちのブログも10年目に突入し、また新しいテーマを設定して、直木賞のことを調べていきたいんですけど、ワタクシの見るところ、とくに現在、一般的に直木賞には二大論点(というか切り口)があります。ひとつは、「受賞者の人となり」。もうひとつが、「受賞作の売れ行き」です(……二大、というほど、際立っちゃいないか)。

 直木賞を受賞した作品、いや、受賞しなかったとしても、直木賞の候補に挙がった数々の作品が、じっさいはどの程度の売上げだったのか。というのは、ワタクシもずっと興味があり、しかし、他のことを調べるのに多くの時間を使ってしまって、なかなか集中的にそこに突っ込んだことがありませんでした。

 発行部数。プラス、できれば売り上げた部数。本が売れようが売れまいが、出版界全般のことには、たいして興味は湧きませんけど、直木賞に関することなら別です。出版の業界は、騙し・騙され合いの世界、公表されている数字が正確とはかぎらないよ、と仄聞しますが、調べないでテキトーなことを言うより、調べながらテキトーなことを言うほうを、ワタクシは採りたい。基本、これまでみたいに、すでに誰かがどこかで書き残しておいてくれた文献を第一の頼りにして、直木賞の部数の世界に、分け入っていけたらいいなと思います。

 ほんとうは、直木賞のことだけで、このブログは貫きたいんですが、今回もそうはいかなそうです。直木賞のことを知りたいなら毒も喰らわなければいけない、というのが自然の摂理ですから、眉をしかめながら、毒=芥川賞のほうも、ついでに取り上げることになると思います。何つったって、直木賞など足元にも及ばないほどに、芥川賞は「部数」に関するハナシの宝庫です。そちらの方面を調べていけば、ついでに直木賞の話題が出てくる文献もあるにちがいない、と踏んでいます。

 今回のテーマも、これまで以上に、毎週歩きながら書き進んでいく、って感じになるでしょう。同じような文献を何週にもわたって参照したり、ハナシがズレまくったり、まとまらないエントリーを挙げちゃうことになると思うので、ご容赦ください。……と言い訳したところで、まず出発点は、直木賞(と芥川賞)そのものの出発点のところから、入りたいと思います。

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