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2009年4月 5日 (日)

まことのようなウソを書くのも芸のうち。でも、あまりにも上手にウソつきすぎたのが、運のツキ。 第32回候補 石川桂郎『妻の温泉』

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  • 【歴史的重要度】…flairflairflairflair 4
  • 【一般的無名度】…flairflairflair 3
  • 【極私的推奨度】…flairflairflairflair 4

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第32回(昭和29年/1954年・下半期)候補作

石川桂郎『妻の温泉』(昭和29年/1954年7月・俳句研究社刊)

※こちらのエントリーの本文は、大幅に加筆修正したうえで、『ワタクシ、直木賞のオタクです。』(平成28年/2016年2月・バジリコ刊)に収録しました。

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これぞ名候補作」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。いつも愛読しております。

こちらの石川桂郎の記述があまりにも面白かったものですから、随筆集(?)「残照」を読んでみたのですが、実に面白かったです。

本当に「うまく出来すぎた話」の連発で・・。
最初は「いやー、面白いなあ」と読んでいたですが、途中から「これはどこまでホントかよ」と疑いたくなってしまうのですよね。

石川桂郎、確かに私も復刊して欲しいと思いました。

投稿: 岡田K一 | 2009年5月21日 (木) 10時17分

いつもご覧いただいているとのこと、ありがとうございます。

石川桂郎のおもしろさに共感していただけて、うれしいかぎりです。
(といっても、ワタクシもまだそれほど、たくさんは読めていないのですが……)

桂郎さんの、どことなくスットボケた感じが、いいんですよね。

苦労せずに(はたまた大枚をはたくことなしに)、桂郎作品がもっと読める日がくるといいのですけど。

投稿: P.L.B. | 2009年5月22日 (金) 00時56分

烏有書林から「剃刀日記」が復刊されたのは喜ばしいですが、
「妻の温泉」は、なかなか手に入りません。
ネットで検索し、ここにたどり着きました。
P.L.Bさんの文章を拝読し、情報を与えていただいたことに
感謝しつつも、ますます読みたい欲求が刺激され、
ちょっと辛いです。私も復刊を期待しています。

ありがとうございました。

投稿: よこやま | 2012年10月26日 (金) 22時27分

よこやまさん、

こんな辺境のブログにたどり着いていただき、ありがとうございます。
このエントリーを書いてから、もう3年も経つんですねえ……。

私も烏有書林には今後ともぜひ期待するひとりです。

投稿: P.L.B. | 2012年10月31日 (水) 18時06分

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